The Man Who Can't Be Moved

「帰るんだ　お前と出会ったあの街角へ
寝袋で野宿して　ずっとそこにいる
段ボールにメッセージ　片手にお前の写真
「この娘を見かけたら伝えてくれ　俺はここにいると」


金をくれようとする人もいた　わかってないんだ
俺は文無しじゃない　ただ傷心の男
無意味だってわかってるさ　けどほかに何ができる?
どうしてやっていける?　今もお前を愛しているのに


いつの日か　目覚めて俺が恋しいと感じたら
今頃どこにいるんだろうと考え始めたら
出会った場所に戻ってみる気になったら
俺はここにいるよ　俺達の街角で　お前を待ってる
だから俺は動かない　ずっとここにいる


警察はいう　「そこをどきなさい」
俺は答える「人を待ってるんだ　一日でも一ヶ月でも一年でも」
俺は絶対に動かない　雨だろうと雪だろうと
彼女が心を変えたら　最初に来るのはここなんだ


女を待ち続ける男は　人の噂になるだろう
穴があいたのは靴じゃない　心に大穴があいたのさ


きっちと有名になるだろう　テコでも動かない男として
何気なく見るニュースで　お前の目に留まるかも知れない
そしてお前は走ってくるんだ　この街角に
お前にはわかるはず　それはお前のためだって
絶対に動かない　それは俺さ


帰るんだ　二人が出会ったあの場所へ
寝袋で野宿して　俺はずっとここにいるよ」





自分勝手でワガママでバカだけど、伝えたい事は１つだけ。

愛しているって言う事。